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東大赤門前で概念を語る(ほてブロ)

コミック領域の再発明をテーマにしたダブルエルという会社をやっています。赤門斜め前にオフィスがあります。数社のスタートアップ経験やアニオタ、漫画オタとしての視点から、色々気になったネタをエントリーします。Facebookはこちら:https://www.facebook.com/a.hotehama

歌わないカラオケルーム。各業界はVR方向へ。

やべー。これ死ぬほどいいな。

www.oricon.co.jp

確かにわざわざ歌うのは疲れるし面倒だったりするからなw

カラオケルームで提供するユーザー価値は、歌うという行動を媒介にして没頭できるというライブ感であり、

逆に考えると、ライブ感という体験価値の提供には、歌うという媒介には限った話ではないわけだ。

大画面・大音量・デュアルスクリーンという媒介でもそうだし、

他にも色々と考えられそうだな。

 

つまりこの例は、ライブ感を高める方向にエンタメが進化することの一つであって、

技術やツールの進化によって、各業界がVR方向に進化しているということの分かりやすい例だったわけです。

 

これは別の業界でももちろん存在していて、映画業界もよりVR方向に進化してますよねー。

4DXとかは分かりやすい例ですが、

爆音という方向に特化して突っ走っている立川シネマもとても分かりやすい例。

blog.livedoor.jp

ちなみに僕は前回のマッドマックスの爆音上映を見逃したので、

上記記事に書かれている再放映には、必ず行こうと思いますw

一緒に行ってくれる人募集中!

 

そもそもの立川シネマシティの極上爆音や、

そこでのガルパンの成功を知らない方は以下へどうぞ。

weekly.ascii.jp

yamayoshi.hatenablog.com

 

 

いわゆる「VR業界」で事業をやろうとすると、

国内外の大手各社がしのぎを削っているので、

なかなか勝者になるためのビジネスは組み立てにくいと思います。

もう資本力の勝負になってるし、

プラットフォーマーもハードウェアもベンチャーが勝つにはちょっと難しいかな。

初期から参入していて大型調達に進めることができたFOVEさんぐらいでギリギリなんじゃないかなと。

japan.cnet.com

 

中小企業が恩恵を得るには例えば、VR業界で再度ものすごくニーズの高まるCG領域で、

・VRに特化したCG制作請け負い

・CGクリエイター人材派遣

だったりとか、実写領域でVRに特化した撮影・編集ノウハウをコツコツ高めた請け負いとか、そういうやり方になっちゃうだろうな。

CGクリエイター人材派遣も、レバレジーズさんみたいなIT領域の人材派遣会社の拡張商材として強化されるような流れだろうし、

この領域で新規参入業者が勝者になれるわけではない。

請け負い会社がコツコツ稼ぐにはいいんだろうけど。

 

なので、あくまで「VR業界でどうするか」ではなく、

VR業界の盛り上がりによって、制作ツールやインフラの使用敷居が下がり、低コスト化が一気に進むという状況を踏まえて、

 

あなたの業界のVR化

 

を見据えるのが一番良いです。

大手がしのぎを削り合うVR業界で戦うか、

一日の長があるあなたの業界で、VRのエッセンスを取り入れて戦うか、

どちらに勝ち目があるかは語るまでもないと思います。

 

その一つが、上記の「カラオケ業界のVR化」なわけだし、

「映画業界のVR化」でもあるわけです。

 

決して、Oculusのようなヘッドマウントディスプレイを付ける必要があるわけではない。ツールではなく、VRのような体験価値こそが本質なので、

イスが動くことに特化しても良い(4DX)。

爆音に特化しても良い(立川シネマシティ)。

 

あなたの業界のVR化という方向性であれば、いくらでも差別化ややり方が見えてきますね。

 

とはいっても、リアルな体験を与えるという点では資本力が必要になる構想になりがちなので、ベンチャーならではの小資本・工夫によってリアルな体験を高める工夫が必要。そう考えるとリアル脱出ゲームとかはとてもベンチャー的だったなあ。

 

というわけで、我々はマンガ業界のVR化について真摯に取り組んでいきます。