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東大赤門前で概念を語る(ほてブロ)

コミック領域の再発明をテーマにしたダブルエルという会社をやっています。赤門斜め前にオフィスがあります。数社のスタートアップ経験やアニオタ、漫画オタとしての視点から、色々気になったネタをエントリーします。Facebookはこちら:https://www.facebook.com/a.hotehama

スポーツ長者番付2016年から考える国際的プレーヤー職の収入状況と市場規模と課題

フォーブスの2016年スポーツ長者番付。
大元のソースはこちら。
 
以下トップ10まで。錦織は29位で約40億円。
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1位、サッカー、クリスチアーノロナウド、8800万ドル
2位、サッカー、メッシ、        8140万ドル
3位、バスケ、 レブロン・ジェームズ、 7720万ドル
4位、テニス、 ロジャー・フェデラー、 6780万ドル
5位、バスケ、 ケビン・デュラント、  5620万ドル
6位、テニス、 ジョコビッチ、     5580万ドル
7位、アメフト、キャム・ニュートン、  5310万ドル
8位、ゴルフ、 フィル・ミケルソン、  5290万ドル
9位、ゴルフ、 ジョーダン・スピース、 5280万ドル
10位、バスケ、コービー・ブライアント、5000万ドル
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以下、TOP100人の競技内訳。
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野球 26人
アメフト 21人
バスケ 18人
サッカー 12人
テニス 7人
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テニスがTOP10に2人入りつつ、100だと7人しかおらず、
野球はTOP10に0人だが、100だと26人もいるのは、
テニスは個人競技で地域性も無く人気・収入が一極集中しやすいのに対して、
野球はチーム競技で地域性もあり幅広く人気等々散らばるということだろうな。
テニスは狭く深く、野球は薄く広く。
 
世界の競技人口でいうと以下みたいな感じですが、
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1位、バスケ、  4億5000万人
2位、サッカー、 2億5000万人
3位、クリケット、1億数千万人
4位、テニス、  1億人
5位、LoL、   7000万人
6位、ゴルフ、  6500万人
7位、野球、   3000万人
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長者番付から類推される収入合計比率とあまり比例してなさそうですね。これは純粋にクリケットとかは新興国・途上国中心で客単価が小さく、野球とかは日米中心ですが経済成熟国なんで客単価が高いとかいうそういう話でしょうね。アメフトなんてアメリカ一極集中で競技人口ランキングにすら乗ってきませんが、動いてる金はデカイなーw
逆にクリケットの今後の可能性はとても大きい、、、
 
本当は市場規模ランキングを見たかったんですが興業・用品・スクールと多岐に分野が渡ることもあり、正確な世界データは簡単には探せませんね。(英語でリサーチすれば別なんでしょうが、、、)
一人当たり市場規模を見たいところ!
 
それにしても世界のスポーツ・芸能分野に比べて日本のクリエイターの収入状況は著しく低いと感じる。
 
以下、漫画家年収ランキング
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1位 尾田栄一郎ONE PIECE」 31億2228万円
2位 鳥山明ドラゴンボール」14億8300万円
3位 高橋和希「遊☆戯☆王」5億1000万円
4位 藤子F不二雄「ドラえもん」4億5600万円
5位 荒川弘鋼の錬金術師」4億5000万円
6位 長谷川町子サザエさん」4億4700万円
7位 岸本斉史NARUTO」3億7400万円
8位 許斐剛テニスの王子様」3億4700万円
9位やなせたかしアンパンマン」2億7000万円
10位 井上雄彦スラムダンク」2億2000万円
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(1位以外は2004年のデータで、少し古い)
(が、2014年推定は右記のため大差無い:http://manga-netabare-kousatu-ou.info/?p=416
 
平均的日本人に比べればそりゃ一攫千金に見える数字かもしれないが、実際の世界の高所得プレーヤーと比べると差が一目瞭然ですね。クリエイター、というか漫画家分野は数少ない個人がワールドワイドに食い込めている分野なのに、経済に反映されていないことがここでも如実に表れている。
 
ジャパンコンテンツは売れてもハリウッドに安く買い叩かれてぶん取られたりで、人気はワールドワイドでも結局ワールドワイドな経済圏に入れていなかったのが全ての原因。
努力を怠ってきた結果だろう。(物理的に努力する必要が無かったのも事実ではあるが、それだと後進にプラスにならない、という結果が今の状況)
 
日系企業や個人主体で欧米経済圏に食い込んでいくのはいずれにせよ難しいとは感じているが、
幸いにも今後はアジアの新興国を中心に新たな経済圏が出来上がりまくってくる状況のため、今度こそ日系でワールドワイド経済圏に食い込んで定着させねばならないと切に感じている。
ぜひそこの先鋒隊にならなければ!!!
 
イムリーなForbesネタがあったので、普段考えていることをまとめてみました。
長くなったんでブログのほうにて。